大地と空に挟まれた芸術

海が広大なのは誰もが知っています。それは地表(地球の表面積)の70.8%が海に覆われている事をみんなが知っているからです。現在、発見されているだけで約18万種の動物と2万種の植物が生息する海の面積は、約3億6106万k㎡を占め、太平洋・インド洋・大西洋・北極海など、これらは全てつながっています。

太陽系において「水」そのものはそれほど珍しい物質ではありません。ですがその殆どは「氷」の状態で存在していると考えられています。探索機からの観測によって、木星や土星・天王星の他、海王星の衛星の多くが「氷」の状態で覆われている事が分かっています。

これまで地球以外の天体で液体の「水」の存在が直接確かめられた事はありません。唯一、1610年にガリレオ・ガリレイによって発見された木星の4番目に大きい衛星[エウロパ]にひょっとすると液体の「水」が存在する可能性があると、最近では考察されています。但し[エウロパ]の表面は「氷」で覆われており、その「氷」の下に「水」が存在する可能性があるというものです。

地球に[海](液体の水)があるのは、むしろ[奇跡的]な事です。何故なら現在分かっている範囲では、太陽系のどの惑星にも[海]は存在しないからです。理由は地球の表面温度の幅が狭い事に他なりません。

普通の状態で水が凍るのは摂氏0度から、気体に変化するのは摂氏100度以上。海が液体のまま留まっていられる、この温度は実に[穏やかな奇跡]なのです。

どうやら私たちが住んでいる[地球]は、ご先祖様が間違って付けた惑星名のようです。何故なら彼らが住んでいた周囲は、陸地だけで水の部分は地中海や黒海など、比較的、狭い範囲に限られているのだと考えられていました。何世紀もの間、地表はその大部分が岩や土で出来ており、太平洋ですら陸地の端を流れる細い幅の川で、それがこの惑星の全貌だと信じられて来たのです。

もし彼らが、地球の表面の70.8%が海で覆われている事を知っていたら、きっと地球ではなく[海球]と名付けたに違いありません。また私たち生命体にとって必要不可欠な大気中の酸素の約70%が、この豊かな海に浮遊する緑藻類(りょくそうるい)やシアノバクテリアによって生産されている事実を知ったら、もっと驚いたでしょう。

地球 = [EARTH](アース)は、ギリシア語・ゲルマン語と古英語をミックスした造語だとされ、起源や名付け親は不明。一説によると・・・ギリシア語の

地 = EDEN(エデン)[E]の頭文字
空 = HEAVEN(ヘブン)[H]の頭文字

この[E]と[H]の間に挟まれた[EARTH]間の単語は

芸術 = [ART](アート)です。

地球 = [EARTH]とは「大地と空に挟まれた芸術」

という語源解釈があるそうです。少々こじつけ感も否めませんが、素敵ですね!(HANNAではこの説を支持したい)

他にも古英語で大地・陸地 = [EORTHE](エオース)が語源と云う説もあり、地球がある程度惑星と認識された上で[EARTH]と呼ばれるようになったのは1400年頃からだと考えられています。

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